「朔 -saku-」千秋楽❕

musical unit cabo第10回公演「朔 -saku-」が千秋楽を迎えました。足をお運びくださった皆様、本当にありがとうございました。

挨拶でも触れさせていただきましたが、今回の作品は萩原朔太郎という表現者から学ぶことが沢山ありました。
作品は彼の生い立ちを追ったものでしたが、彼の詩の世界も一つ一つ作品が作れそうなくらい深くて繊細でそして鋭いものです。
今回caboの作品を見て、この前橋に彼のような表現者がいたことを知っていただけたらとても嬉しいです。

それぞれ実在の（或いはそれに近い）人たちがモデルということで、キャストも緊張感をもって取り組みました。
時代考証にも気を配りました。caboはただいま大正ロマン流行中です。
実際にあの時代を生きた方々にも、時代の雰囲気を感じていただければ嬉しいです。

個人的には、これで終わらせるのはとても惜しいなと、何度もやることによって、どんどん深めていきたい作品だなと思っております。

この作品に関わってくださった方々、私達の力だけではこの公演は実現しませんでした。皆様のお力添えにcabo一同感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、足を運びくださった皆様、皆様のアンケートは一つ残らず読んでいます！お客様が私たちが発信したものを受け取り、感じた思いを返してくれる、こんな関係が成り立つところが舞台の醍醐味だと思います。
10回めの公演が迎えられたことに感謝し、musical unit caboとして、何かを感じていただける作品をお届けできるように、これからも努力していきます。
どうぞよろしくお願いします。


平戸